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『売地』 物件資料の見るべきポイントとは
何気なく『売地』の物件資料を見ている方も多いかもしれませんが、今回は、必ず確認してほしいポイントをご紹介します。
①物件概要
・物件種目
・所在地
・価格
・面積
・坪単価 など
②交通情報
・最寄り駅までの距離/徒歩時間
・小中学校や病院などの周辺施設 など
ここまでは見れば分かる内容だと思います
③権利関係・接道条件
ここからが特に重要なことが記載されいます!
・現状の状態
すでに更地なのか、建物があるのかどうか。
・引渡しの状態
完全更地渡しなのか、現状渡しなのかどうか。
建物がある場合は、買主で解体工事費用を負担する必要があります。
越境物の有無も確認する必要があります。
・引渡し条件
すぐに引渡しができるのか、随分先でしか引渡しができないのか。
・設備(上下水道・ガス・排水・側溝など)
上下水道やガスの引込菅がない場合は、買主負担で引込工事を行う必要があります。また、雨水を流す側溝は当該土地側にあるのか、反対側にしかないのか、そもそも近くに側溝はないのか確認しなければなりません。買主負担で側溝を作らなければならない場合は、かなり高額な工事になることもありますので注意が必要です。
・都市計画
市街化区域・・・家を建てることが出来る地域。
市街化調整区域・・・基本的には家を建てることができない地域(既存宅地を除く)
・用途地域
住居系地域、商業系地域、工業系地域など13種類の使用目的別にエリアが決められています。斜線規制、高さ制限、防火指定なども確認する必要があります。
・土地権利
購入できる土地(所有権)、借地の場合は借地料が必要になったり、将来土地の明け渡しをしなければならないこともあります。
・建蔽率(けんぺいりつ)
土地面積に対して建物を建築しても良い部分の面積の割合いを制限する項目。
・容積率
土地面積に対して、建物の延べ床面積の割合いを制限する項目。
・地目
「宅地」はOK。市街化調整区域内の「田」や「畑」の場合は農地転用できるかどうかも確認する必要があります。
・地勢
前面道路に対して、平坦なのか、高低差があるのか、がけあるのかなど。
・接道状況
前面道路の幅と土地と道路の接面の長さ
駐車しやすいのか、工事車両は進入できるのかなども確認したいポイントです。
・建築条件
「建築条件付き」の場合は、特定のハウスメーカーや工務店でしか建築することができませんので注意が必要です。
④その他
・特定の地区計画などがあり、「斜線制限」「外壁後退」「排水協議」「塀に対する制限」など、その地域独自のルールが定められていることがあります。
・心理的瑕疵などの告知事項の有無
実は「③権利関係部分」「④その他」にこそ大事なことが記載されているのです。大事な部分の情報は、お金がからむことが多いので注意が必要です!
おうちの買い方相談室 半田店では、土地の不動産仲介業も行っておりますので、ぜひご相談下さい!