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災害を想定して土地を選ぶ

災害を想定して土地を選ぶ

さまざまな災害を想定して土地をチェックすること

“災害大国”日本

日本は災害大国です。阪神・淡路大震災のような巨大地震の発生や、豪雨による水害も深刻化しており、毎年のように大雨による災害が発生しています。たとえば地震だけでも、1995年の阪神・淡路大震災以降、新潟県中越地震、東日本大震災など5回もの巨大地震が発生しています。豪雨による水害も深刻化しており、毎年のように大雨による災害が発生しています。さらに昨今は、火山活動の活発化も注視されるようになってきました。

建物だけ強くても意味がない

このような背景もあり、とくに東日本大震災以降は、災害に強い家づくりにこだわる人が増えています。しかし、建物だけを強くしても、もともとの土地の性質によっては、台風や豪雨による河川の氾濫、土砂崩れなどさまざま被害を受ける可能性があります。土地探しでは、周辺環境だけでなく、土地そのものの安全性にも目を向ける必要があります。

その土地の安全性を確認すること

たとえば、各自治体では、地域で発生する可能性がある災害の情報を地図上で表したハザードマップをサイト上で公開しています。ジオテック社が提供する「ジオダス」では、地盤の強度や軟弱地盤の補強工事の状況などを確認することができます。

現地確認の前に、事前にチェックしておくのがよいでしょう。その上で、実際の様子を確認します。なお現地では、ハザードマップやジオダス以外にも、土地の安全性を確認する方法があります。地歴や周辺の状況などもチェックしておきましょう。

現地確認は担当者と一緒に行う

昨今はインターネット情報が充実しているため、自分だけで情報収集して現地確認を行う人も少なくありません。しかし、都合がつく限り、仲介する不動産会社の担当者と一緒に行くのがおすすめです。彼らは土地を見極める専門家です。素人では気づきにくい、それぞれの土地の注意点などを指摘してくれるはずです。

たとえば一見平らな土地であっても、地域全体から見てもっとも低い場所にあれば、大雨が降ったときに水が集まってくることが考えられます。擁壁がある土地ならば、その劣化具合や法令に沿った構造物であるか確認しなければなりません。仮に擁壁をつくり直す場合は、数百万円単位の出費もあり得ます。

専門知識だけでなく、その地域を熟知した担当者が理想です。逆に同行してもらっても、何も教えてくれないような担当者ならば、違う不動産会社へ仲介を依頼することを検討してもよいでしょう。

災害予想と地盤の強度を確認する

ハザードマップ

ハザードマップは各自治体で公表していますが、全国の情報を集約しているのが「ハザードマップポータルサイト」です。同サイト内の「重ねるハザードマップ」では、「洪水浸水想定区域」「道路冠水想定箇所」など20前後の防災情報を地図上で重ねて表示できます。「わがまちハザードマップ」のコンテンツでは、各自治体のハザードマップを地図や市町村名から簡単に検索できます。

ジオダス

全国各地の地盤調査状況のデータを確認できます。詳しい情報は法人を対象とした有料サービスとなりますが、無料でもある程度は分かるようになっています。ジオダスのサイト上で地盤を指定すると、地図上に「良好地盤と診断された場所」「地盤が軟弱なため地盤補強工事をした場所」などが色分けして表示されます。厳密な場所の特定はできませんが、ある程度の目安にはなります。

現地確認ではどこで安全性を確認したらよいか

ハザードマップやジオダスで事前確認をしたあとは、現地で実際の様子を確認しましょう。

周辺の道路や住宅の基礎コンクリートにひび割れが多い地域は、軟弱地盤による不動沈下の可能性が潜んでいます。傾いた電柱が多い地域も要注意です。雨水がすぐ浸透してしまう場所は、土が柔らかいために崩れやすい疑いがあります。実際に歩いてみて、周辺エリアよりも低い位置になっていないか、周囲の建物はどんな状況かなどをチェックしましょう。

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