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家づくり|ゾーニング
家の外観のイメージや我が家流の暮らし方について思い浮かべたり、整理ができてきたら、次はいよいよ具体的な間取りを始めましょう😊ここでは全体的な配置を考えます。
ゾーニングとは
家の輪郭のなかに、内部のイメージを展開していき、1つの建物の内外部のかたちを導き出すのが「設計」です。しかし、いきなり建物のかたちや部屋の配置が決まるわけではなく、まずはいろいろな可能性を求めてシュミレーションを行います。
この作業を【ゾーニング】といい、各スペースのつながりや、日照・通風・眺望を考えながら、何通りもの配置を検討します。
自分でゾーニングをやってみることで、敷地の特徴を理解し、家族が何を1番優先したいのかを整理するのに役立ちます。
皆が集まる場所から考える
ゾーニングを行う際、玄関から順に考えていく必要はありません。
1番重要で、かつ面積が大きいのは、リビングやキッチンなどの家族が一緒にいることの多い場所です。このような「家族の居場所」から中心に始めていきましょう。
そこが、
✅庭などの外部とどう向き合うか
✅個室や玄関とどうつながるか
✅水まわりやキッチンとの動線がわが家流の家事の流れを反映しているか
など、どういう並びが考えられるか、いく通りも試してみます。
そして、各階でゾーニングを行ったら、それが重なった状態を想像してみるのも重要です。
階段や吹抜けの位置に矛盾がないかなど、上下階をまたいでゾーニングを考えます。
敷地を含めたゾーニングを
ゾーニングを考えるにあたって、同時に押さえていきたいのが「建物を敷地にどう置き、どんな輪郭をもたせるか」という点です。
「日照や通風の状況」「隣家や道路との関係」「人や車の出入り」「庭の在り方」などを考え併せて検討します。
敷地のなかに建物をどう配置するか、建物のなかに部屋をどうつなげて置くか、いずれもゾーニング作業です。
まとめ
いかがでしたか?
わが家流の動線をもとに効果的な配置を得るため、ゾーニングを通して家のなかだけではなく敷地を含めた全体的な部屋の配置を考えましょう🏠✨