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住宅ローンの選び方
住宅ローンと言っても、実は数千種類もの金融商品があると言われております。
加えて、住宅ローンは初めてというお客様が圧倒的に多く、それゆえに決め手がわからず迷われてしまう方も多いのではないかと思います。
当店でも住宅ローンの取り扱いを行っておりますのが、今回は、当店でご案内している住宅ローンの選び方の『大切なポイント』について書いてみようと思います。
「借りられる金額」と「返せる金額の違い」
実は、同じご年収でも『借りられる金額』と『返せる金額』には違いがあるのです。
お子様の人数や教育方針など、お金に対する考え方は十人十色なんです。
ご自分のご家庭に合わせた、マイホーム予算や借入金額を決めることが特に大切です。
金利タイプ
住宅ローンの金利タイプは、大きく分けて以下の2つの種類があります。
①変動金利型
変動金利は、借入期間中に適用される金利が変動するタイプ。
一般的に借入後、半年に一度、適応金利の見直しが行われるものが多くなっています。
ただし、たとえ適応金利が変動したとしても、一般的には月々の返済額は5年間は変わりません。
5年後の返済額は、その時点の元金残高、金利、残りの返済期間から再計算されて決まります。
見直し後の返済額は、適応金利が大幅に上昇した場合でも直前の返済額の最大1.25倍までというルールがある場合が一般的で、これにより見直し後の返済負担が大幅に増えることはありません。
②固定金利型
固定金利型には、借入時の金利が返済開始から完済時まで固定される全期間固定金利型と借入時から一定期間金利が固定される当初固定金利型があります。
その固定期間は、2年、3年、5年、10年、20年などから選ぶことができ、一般的に固定期間が長くなるほど適応金利は高くなる傾向があります。
当店でご案内する金融機関の種類
当店でご案内する金融機関の種類は大きく分けて5種類あります。
借り入れされる方にとって、より金融機関の選択をして頂けるように、しっかりサポートさせて頂きます。
①地銀系
②信金系
③農協(JA)
④ろうきん(東海労働金庫)
⑤フラット35
団体信用生命保険(団信)
団体信用生命保険とは、住宅ローンを契約した方が亡くなった場合や高度障害状態となった場合、残りのローンが保険金で完済される生命保険です。
金融機関によって、ガン特約・三大疾病特約・八大疾病特約など、特約の種類にもさまざまな展開があります。
諸費用も借りられる
住宅ローンを契約する際は、物件価格だけではなく、その他の諸費用についても把握しておく必要がありますよね。
具体的には、融資事務手数料、融資保証料、登記費用、不動産仲介手数料、火災保険や家具・家電の購入費用などにも住宅ローンを使用できる金融機関もありますので、頭金(自己資金)を使いたくない方でも、安心して借り入れができるケースがたくさんあります。
返済方法
住宅ローンの返済方法は、「元利均等返済方式」と「元金均等返済方式」の2種類があります。
両者の違いを知り、ご自身に合った返済方法を選ぶようにしましょう。
①元利均等返済方式
元利金均等返済方式とは、毎月一定の金額を返済する方法です。
毎月の返済額のなかには「元金」と「利息」が含まれており、金利変動がある場合を除き、基本的には毎月の返済額が完済時まで変わりません。
そのため、返済計画を立てやすい点がメリットとなります。
②元金均等返済方式
元金均等返済方式とは、元金の返済額が毎月一定で、そこに利息を上乗せした金額を返済する方法です。
利息額は、借入残高に金利をかけて計算するため、元金の減少にともなって支払う利息の額も次第に減っていいきます。
銀行担当者さんから直接説明を受ける
ある程度金融機関が絞れた状態で、金融機関の担当者さんから直接、金融商品の説明を受けられることをオススメします。
細かい部分まで、しっかり確認して頂くことが重要です。