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住宅ローン 3つの金利
ローンの金利タイプとそれぞれの特徴
住宅ローンを借りる際に、絶対に避けては通れないのが金利です。それまでの金利の特徴を確認しましょう。
住宅ローン金利の種類は3つ。特徴を知って選択を
住宅ローンを選ぶ際に気になるのが「金利」です。金利とは、借入額に対し、どのくらいの利息が発生するかを計算する利率のことです。
住宅ローンの金利には、ローンの返済期間中に金利が変わらない「固定金利」、市場の状況に応じて金利が変わる「変動金利」、初期は固定で後に固定または変動を選択できる「固定金利期間選択型」があります。
金利が上昇すれば返済額は増加します。住宅ローンの返済は期間がかなり長いため、わずかな金利の違いが大きな差になります。
なお利息には、借入額の元本のみに利息を適用させる「単利」と、一定期間に発生した利息を元本に加えた額に利息を適用させる「複利」があります。通常の住宅ローンは、複利計算が一般的です。ようするに「利息が利息をうむ」方式です。
ですから住宅ローンでは、できるだけ早く元本を返すことが返済総額を減らすポイントになります。
ローンの5年ルール
住宅ローンの変動金利には、金利が上昇しても5年間は毎月の返済額が変わらない「5年ルール」があります。金利が上昇した場合、5年経過後の6年目からは毎月の返済額は上がりますが、それまでの返済額の125%の金額までしか上げることができないというルールもあります。
いっぽうで、ローンの返済期間には、よく5年刻みの目安が示されていますが、ローンは必ずしもキリのよい数字でなければならないわけではありません。たとえば、28歳の方が定年の60歳でローンを完済する32年ローンを組むこともできます。ただしこの場合、30年ローンの金利ではなく、35年ローンの金利が適用されます。
3つの金利タイプ
変動金利
■特徴
● 金利が市場の状況に応じて変動する。
● 市場金利が下がれば返済額も減少し、逆に金利が上がると返済額が増加する。
● 通常、金利は6カ月ごとに見直され、経済状況が良好な場合には金利が低く抑えられる可能性がある。
■メリット
● 初期の金利が低め。
● 最初の5年間は返済額が変わらない。
■デメリット
● 金利の変動により返済額が増えるリスクがある。
● 長期間で見ると不確実性が高い。
一定期間固定金利(固定金利期間選択型)
■特徴
● 選択した一定期間は金利が固定。
● 固定期間中は金利の変動によるリスクがなく、安心感があるが、固定期間終了後には返済額が急に増加する可能性がある。
● 固定期間が終了した後は、変動型や再び固定金利期間選択型などに設定を変更することが可能。
■メリット
● 一定期間は金利が変わらず、返済計画が立てやすい。
● 初期の金利が全期間固定より低め。
■デメリット
● 固定期間終了後の金利変動リスクがある。
● 期間終了後の返済額が不確定。
全期間固定金利
■特徴
● 借入から完済までの期間、金利が固定。
● 金融情勢の変動に影響されず、返済額が安定する。
● 将来の金利上昇リスクを避けたい場合に適しており、返済計画を安定させたい場合に有利。
■メリット
● 金利上昇の心配がなく、長期計画が立てやすい。
■デメリット
● 金利が、変動型や一定期間固定型に比べ高い。
● 市場の金利が下がっても恩恵を受けられない。