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注文住宅・コストダウンの秘訣②
間取りや仕様で上手にコストダウン
注文住宅は間取りや仕様によって費用が変動するため、予算内で満足度の高いマイホームを建てるための工夫が求められます。
前回に引き続き、クオリティを維持しながら上手く価格を安くする方法を、さまざまな視点からご紹介します。
①窓の数、形状を厳選して省エネ&オプション削減
窓を減らすことで、サッシやガラスの材料費・施工費を削減でき、断熱・気密性能も向上し冷暖房効率がよくなるため、光熱費の節約にも繋がる。耐震性や防犯性も高まるが、自分の生活様式と照らし合わせて考えよう。
②バルコニーを小さくして建築&メンテナンス費用を抑える
バルコニーを必要以上に大きくすると、資材や工程が増えるのはもちろん、延べ床面積に含まれてしまうことも。減らすことで防水処理や清掃の頻度も減り、将来的な補修コストも削減。耐震性や断熱性能も確保できる。
③置き家具に変更してリフォーム時も簡単に
注文住宅の醍醐味のひとつである造作家具だが、子育て世代は家族構成や生活様式が変化するので、置き家具がコスト面でも最適。
④水回りをまとめて配管工事の施工費ダウン
水回り(キッチン・浴室・トイレ・洗面所)を1カ所に集中させることにより、給水・排水・給湯の配管を短くまとめることができ、配管にかかる材料費や工事費を大幅に削減できる。
さらに、配管の経路がシンプルになることで工事期間も短縮され、人件費の節約に繋がるのは大きい。
また、水漏れなどのトラブルが起きた場合も、配管が集中しているため発見・修理がしやすく、メンテナンス性にも優れているのも見逃せない。
⑤廊下を短くして床面積をコンパクト化
廊下を減らすことで延べ床面積減らし、材料費や施工費を削減できる。例えば、玄関ホールやリビングから各部屋に行ける動線にしたり、階段をリビング内につくると広々とした空間を作ることができるのでオススメ。
⑥ロフトを収納として活用、コストダウンを実現
ロフトは高さに制限があるものの、2階の床面積の半分まで利用することができる。ここを収納と見込んで建築すれば、収納力を格段にアップさせることが可能になる。オマケのように扱われがちなロフトだが、重要だ。
⑦補助金を利用すればローン返済の負担も軽くなる
建築費用を軽減する補助金にはさまざまな種類がある。精査して自分に合ったものを申請しよう。注意点として原則返済は不要だが、一定の要件(住宅性能や申請時期など)を満たす必要があることも。
■子育てグリーン住宅支援事業
ZEH水準を大きく上回る高性能な省エネ住宅の新築を支援。新築住宅:最大160万円の補助がある
■住宅ローン減税
床面積50㎡以上(省エネ基準で40㎡以上も可)で所得税・住民税を軽減。年末残高の0.7%を最大13年間控除
■地域型住宅グリーン化事業
地元工務店による長期優良住宅、認定低炭素住宅など木造住宅の支援。最大140万円程度
■ZEH支援事業
ZEH住宅の新築を補助。55万円~100万円程度
■自治体独自の補助金
地域により異なる(例:Uターン、Iターン支援)10万円~100万円超の補助もあり
⑧火災保険の見直しで支出を抑える
火災保険の建物の構造級別は3種類あり、通常は木造であるならH構造(非耐火構造)となるが、これは保険料がかなり割高。そのため、H構造に比べて保険料が3~5割安いT構造(耐火構造)の保険に入るのがベスト。ただ、T構造の保険に入るには「耐火構造」「準耐火構造」「省令準耐火」のいずれかに当てはまる仕様にする必要がある。その中の「省令準耐火」にすると、かかるコストと保険料の下げ幅の比較でコストダウンが達成。オススメは、最初から「省令準耐火」の住宅会社を選ぶこと。
生命保険の見直しも、意外とコストダウンに繋がる。住宅ローンを組む際には「団体信用保険」の加入が条件となるが、これを機に生命保険の見直しを図るといい。例えば、毎月の保険料を5000円下げることができれば、20年間で120万円もの節約になる。住宅に次いで人生の中で大きな買い物と言ってもいい「保険」。一度購入したから安心ではなく、出産、住宅購入など大きなライフイベントの際は見直しが必要だ。