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家づくり|家を食べるシロアリ・腐朽菌

家づくり|家を食べるシロアリ・腐朽菌

防蟻・防腐のために

木造住宅の耐久性を最も左右するのが、シロアリと腐朽菌による木材の劣化です。いずれも建物の経年変化に伴い起こるわけではなく、条件が揃うと一気に被害が進むのが特徴です。

シロアリ被害とは

シロアリは、ハチの仲間である一般的なアリとはまったく異なる種類の昆虫です。日本には20種類以上が生息しますが、そのうち建物に害をあたえるのは、主にヤマトシロアリとイエシロアリの2種類と、外来種であるアメリカンカンザイシロアリです。前者は地中に巣を作り、そこから蟻道を伸ばして近くの建物や木材に侵入します。共に温暖多湿を好み、乾燥を嫌います。

ヤマトシロアリは、湿って腐朽した木材を好むため、床下材に害を及ぼしますが、雨漏りなどが起こっていると小屋組材が被害にあうこともあります。一方イエシロアリは、水を運ぶ能力があり、乾燥した木材でも水に浸しながら食害するので、被害は建物全体に及びます。数十万から百万匹が1つのコロニーをつくっているので、ヤマトシロアリに比べ加害速度が速く、被害が深刻です。

以上の2種が床下などの湿気を好むことに対し、アメリカンカンザイシロアリは乾いた材に加害します。そのため床下に限らず、天井裏や家具への被害が深刻になります。

腐朽菌とは

微生物が木材を栄養源に繫殖することで、木材を構成するセルロースなどが分解され、崩れた状態になることをいいます。材の表面に生えるカビに比べ、木材強度への影響が大きいのが木材腐朽菌です。

針葉樹に多く見られる褐色腐朽菌は、木材を褐色にし、縦横に割れを引き起こすことがあります。また、広葉樹に多く見られる白色腐朽菌は、木材を白い繊維が束になったような状態にしてしまいます。寒冷地ではこの菌がキノコをつくることもあります。

防蟻・防腐の要は「水」

シロアリや腐朽菌の被害に共通するのは、栄養分である木材、温度、水、酸素の4つが、発生の条件ということです。建物に使われる木材にとって、栄養分、温度、酸素は外すことはできません。水分については、通常建物の木部は水に濡れないようにつくるものですが、さまざまな要因で濡れたり湿ったりしたときに、結果的にすべての条件がそろうことになり、被害が発生してしまいます。

建物に作用する水分・湿気は、雨漏り・生活用水の水漏れ・結露水・床下の地盤からの湿気の4つに大別できます。建物の各部において、

①水かかからないつくりにする
②かかっても大丈夫なように防水・防湿を行う
③それでも防げない水分・湿気を、通気や換気で排出する

といったルールでこれらに対処することが大切です。

樹種選定と薬剤処理

また、土台などに用いる木材に、蟻害・腐食に強いものを選ぶことも有効です。野外に置くと2年ももたず腐ってしまうものもあれば、10年以上の耐久性をもつ樹種もあります。比重が大きく、吸水性が小さく、耐久性成分をもつものが強いとされます。ただし、耐久性が高いとされる材でも、樹木の芯から遠い辺材部分の耐久性はおおむね低いのが普通です。

このように、色々な面で防蟻・防腐の工夫を行い、それでもリスクが高いと思われる部分には、薬剤処理をすることも必要です。

まとめ

いかがでしたか?家を食べてしまうシロアリや腐朽菌を発生させないよう、事前にしっかりと対策をしておくことがとても大切です。

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