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家づくり|使える収納を
どのくらい必要か
「収納が多い家を」という声をよく聞きますが、果たして収納が多ければ家って片づくのでしょうか?
今回は、本来の収納の目的を考えて無駄の少ない空間を実現する、ということについて考えたいと思います😊
「もっと収納を」は禁句!
収納場所が足りず、しまいきれない物が部屋の隅に置かれている、こんな光景けっこうありますよね💦
そこで「収納が少なくて、、、」となるのですが、果たして原因はそれだけでしょうか?不要だとはわかっているけど片づけるのが面倒でそのまま、、、なんてこと意外と多いはずです。
これではいくら収納をつくっても同じです!
不用品やあまり使わない物に大きなスペースを割き、「何がどこにあるのかわからない」なんて事にならないよう、まずは家族みんなで日頃から意識を変えていくことが大切になります。
把握できる量が適量
納戸やクローゼットの奥、キッチンの吊戸棚など、「何年かぶりにあけてみたらこんなのしまってたんだ」なんて経験ありませんか?
【何年も使っていないもの=不用品】といってもいいですよね💦
一方で、「スペースが十分あるから置いとけばいい」という考え方もあるかもしれません。しかし、せっかく広い家なら『わが家自慢のスペース』などをつくったりして、空間をもっと有効に利用したほうが良いでしょう。
収納の目的ってしまうこと?
たくさんの物を効率よく納めることは大切ですが、それが収納の目的ではありません。
住まいにあるすべての物は、しまうためにあるのではなく、使うためにあります!
収納とは、「使う物の、使わないときの定位置」と考え、使う際に取り出しやすく、簡単にしまえるようにしておきましょう。
奥行きで決まる!収納の使い勝手
収納の使い勝手は、奥行きが決め手になります。
深い棚はたっぷり入って、一見有効に見えますが、物を前後に並べてしまうので、奥の物が取り出しにくく見えないので、死蔵品になりやすいです💦
「見えない」→「存在を忘れる」→「ないも同然」
の図式が成り立ちます。前後に置かなくてすむ奥行きが、それぞれの収納の適切な奥行きです。
まとめ
いかがでしたか?
物の量をコントロールすると同時に、「どこにしまうか」に気を配ることが大切です。
家事や生活の動きに合わせて、物のしまい場所を計画するのが、【収納成功の鍵】です😊