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家づくり|トイレのあれこれ
快適なトイレとは
各家庭において、トイレほど欠かせない設備はありません。
家族全員が毎日数回利用する場所ですから、安らげる空間づくりを心がけたいものです。
今回は「快適なトイレとは何か」を考えていきたいと思います😊
2つのトイレ
2階建て以上の住まいでは、トイレを2つ設けるのが一般的になってきました。各階に1か所ずつあるだけではなく、使用目的も少しづつ異なります。
1階のトイレは、家族だけではなく、来客も使うトイレとして、2階のトイレは家族だけのプライベートなスペースとして使われます。
このことは、トイレのつくりにも影響します。
1階のトイレは来客に気持ちよく使ってもらうことも考え、ストック品や掃除道具は隠し、飾り棚を設けるなど、小綺麗につくります。
一方、2階は、家族それぞれに必要な備品の収納を考え、シンプルで清潔なつくりがよいでしょう。
手洗器がほしい
トイレのタンクに付属する手洗いは、場所を取らずよいのですが、使いにくい点もあります。
使用時に水をまわりに飛ばしやすい、汚れても掃除がしにくい、用を足した後、180度回転しなければならない、などです。
最近は1畳大のトイレにも設置できるコンパクトな手洗器が出てきていますので、それを検討してみるのもよいでしょう。
トイレの収納
トイレットペーパーなどのストック品や掃除道具などは、出しっぱなしでは、見苦しいだけではなく、汚れやすく掃除の邪魔にもなります。
手洗器と合わせてキャビネットを設ける、吊戸棚をつける、壁に埋め込むタイプを利用するなど、狭い空間だけにコンパクトで高効率な収納が必要です。
仕上げ材選び
床は汚れやすい場所ですから、清潔を保つため、掃除のしやすさを優先します。木製ならきちんと塗装がかかったもの、床用ビニールシートやタイルなら目地の防汚性に気をつけます。
壁も下の方は汚れることがありますから、腰高から下を拭ける素材にするアイデアもあります。その場合の腰上には、においの元を吸着や分解する壁素材があるので、そういったものを用いると気持の良いトイレになります。
まとめ
いかがでしたか?
トイレが2つあれば、家族みんなが急ぐ時間が重なる朝も、トイレを待たなくて済むと思います。
家族全員が毎日数回利用する場所だからこそ、快適なトイレ空間を心がけたいものです😊