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維持費を抑える「仕込み」

維持費を抑える「仕込み」

賢い初期投資で家の維持費を抑える

家に住み続ければ必ず発生するのが、メンテナンス費用やランニングコスト(維持費用)です。それをうまく抑えるには、家づくりの段階から「仕込み」を行うといいでしょう。

メンテナンスコストを最小限にする方法

  • やや高価でも、耐久性のある部材を選択すれば、長い目でみて安く済む
  • バルコニーや屋上、ベランダといった防水のメンテナンスが必要となる仕様の採用を抑える
  • エアコンや給湯器などの設備の数を数を減らす

建築会社さんと間取プランを作成する段階から、将来発生するメンテナンスコストを見据えて「仕込み」を行っていきましょう。

大きな不具合は、小さな不具合の放置から始まる

どんな住宅でも、10~15年頃に小さな不具合や修繕箇所が出てくるものですが、そこで「お金がかかるし、今は直さなくてもいいか」と先延ばしにするのは、最悪の選択です。

雨漏りや壁のひび割れ、、柱の腐敗といった重大なトラブルは、小さな不具合の積み重ねによって起きるもの。メンテナンスを後回しにすると、劣化が進んで修繕費も高額になってしまいます。

些細に思える不具合でも、修繕を先延ばしにするほど大きな問題が発生しやすくなると考えておくべきです。

初期投資の具体例

■外壁

  • もっとも一般的な窯業系サイディングは、10~15年ごとのサイディングの塗り替え+目地のシーリングの打ち直しが必要
  • ガルバリウム鋼板であれば、20~25年と、かなり高耐久な商品もある(外壁のメンテナンスには「足場」が必要なので、この足場代もコストとしてきいてくる。平屋は除く)
  • 窯業系サイディング<ガルバリウム鋼板(採用コストはガルバリウムのほうが1.2~1.5倍程度高い)

■屋根

  • スレート葺き<瓦(採用コストは瓦のほうが1.5~2倍以上高い)

■防水

  • ベランダ、バルコニー、屋上をなくす

■設備

  • なるべく設備の数を最小限にする(エアコン、給湯、便器など)

雨漏りを放置するとどうなる?

①外壁の中に雨水が侵入→

②外壁の再塗装を怠ると、表面の防水塗膜がはがれたり、薄くなったりする→

③すると、ひび割れや染み込みの原因になる→

④雨水を放置すると、断熱材や躯体が腐ったり、カビたりする→

⑤湿気が多くなりシロアリが侵入

このほか、腐食が進行すると構造強度が落ち、耐震性能が低下。雨漏りの放置で天井が抜けることも。先延ばしにしてしまうことがいちばんよくありません。不具合が小さいうちに対処しておきましょう。

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